世にもチキンな不動産投資物語

その名の通り、スーパーチキンな投資の実践/実戦の記録です。

なぜ投資をするのか❓

なぜ投資をするのか?

 

最も根源的な問いですが、皆さんは即答できますか?
意外に答えられない方が多いのではないでしょうか?
それどころか、目標と手段が転倒してしまっている人が少なくないようです。
 
ぼくの場合を言うと、
「(一切)働かずに文学や映画、旅行などを楽しむため」です。
そのためには安定したインカムゲインが得られる賃貸経営は向いていると考えています。
 
「働かない」というと語弊あるかもしれません。なにしろぼくは働くことにかなりの喜びを感じる人間なので。
ここで言う働くとは、ハンナ・アーレント的な意味での「労働」だと、思ってください。注)
 
決してZOZOの前О社長のように、庶民にお金をひけらかすためではありません。
 
しかし、そんな自分でもついつい夢中になって物件を探し過ぎたり、得たキャッシュフローを株などに突っ込みすぎたりと、お金を追いかけ過ぎだなと反省するときもあります。
 
あくまでもお金は人生を潤すものであるものの、本当に大切なのは、恋人であり、家族であり、友人であり、夢であり、趣味であり、時間であるに決まっています。
それらを疎かにしてしまっては投資をする意味はありませんよね。
 
今回は自分への戒めを込めて書き記しました。
 
 
 
注)
20世紀ドイツの偉大な哲学者ハンナ・アーレントは、彼女の主著である『人間の条件』において、人間が生きて活動することは「労働・仕事・活動」と、三つ領域に区分されているとしています。そして、より高次の領域にて生きることこそが、人間を人間たらしめる”条件”であると論じています。
”労働”はその三つのなかで最も低次に属するものとして定義され、奴隷が行うものであると彼女は言っています。非常に興味深い考察に満ちた著作ですので、ぜひ一度挑戦してみてくださいね。